古都旅行モバイル道中

 「どうやってモバイルしてたか知りたい」という貴重なご意見をいただいたので、早速振り返ってみたいと思います。

機材

本体・・・Apple PowerBook 2400C/180

 愛用の1台というか、持ち歩けるのはこれだけ。Winの世界ではサブノートという何ともうらやましいほどに軽いノートパソコンがありますが、こいつは2sもあります。これを入れた持ち歩きの鞄のほうが、着替えを入れていた鞄よりもはるかに重かった。それでもこれを持っていったのはやはりトラブルが恐いから。Macはトラブルがないという意味ではなくて、「直し方がまだわかる」から。これがWinだとお手上げ。何をどうしたらいいのかわからないので。と、もっともらしいことをいいつつ、やはり使いたくなるのはこっちだから。

接続用・・・TDK DF3314ES(Date/Fax Modem Card)

 モデムカードを持っていきました。PHSもあるのだけど、まあ外でつなぐようなこともないだろうし、京都位の都会ならばグレ電の一台や二台はすぐに見つかるだろうと思ったので、モデムカードだけです。

 機材はこれだけ。あっ、後は本体用のACアダプタか。国内ということもあって「何とかなるでしょ」というお気楽モードで行きました。SFのときはシステムCDとかCD-ROMドライブまで持っていったんだけどな。

接続方法

プロバイダ・・・IBM-NET

 夏にSFに行く直前に入ったプロバイダ。リムネットの方がアクセスポイントが多いのになぜ?と思われるかもしれませんが、リムネットは他のプロバイダに接続した状態で外からメールをチェックできるのに対して、IBMはできません。IBMに接続しないとIBMのアカウントでのメールの受送信ができないんですね。だからいっぺんに学校、リムネット、IBMのメールを送受信するにはIBMにつながないといけないのです。

 奈良にはアクセスポイントがないため、京都のアクセスポイントを使ってつなぎました。特に問題もなく、事前に調べていった京都のアクセスポイントの電話番号をコントロールパネルのARA(アップル・リモート・アクセスだっけな?)に打ち込んでやるだけであっさり接続できました。

 IBM、ちょいと高いのですが、便利だし、3つもアカウントいらないので完全に乗り換えたいところ。でも、なじみのあるtakezoというアカウントも捨てたくない(IBMではもう誰かが使っているらしい)。でもでも、お金ももったいないしなあ。

記録を送るまで

1日目 新幹線の中で

 新幹線の中は貴重な仕事の時間。揺れるバスの中でパソコン使うなんてのは自殺行為。そもそもガイドさんがいい迷惑です。そうなるとこの新幹線での移動時間を目一杯使うしかありません。

 新幹線のテーブルは2400にぴったり。おもむろにスリープから立ち上げ、メーラを開いて、とりあえず今日の予定を全部打ち込んでしまいます。後になってあそこに行って、その後何時にここに行ってなんて調べながら打つのはおっくうです。行くところは決まっているのだから、先に打ち込んでおいて、後でそこに文章を加えていく形を取りました。

 新幹線の中ではこれだけ。後はシラバスの作成に使ってました。旅行にまでカリキュラム表を持って行くというこの悲しさ。

1日目 ホテルにて

 三井ガーデンホテルは報告にも書いたように、できたばかりの新しいホテル。しっかりロビーにグレ電があるのを確認してから部屋へ。おお! デスクにコンセントとモジュラージャックが! さすがだなあと感心しつつ早速接続にチャレンジ。ところがモデムが信号を検出してくれません。ううむ。何がいけないのかなあと思いつつあれこれやってみるも情況は変らず。

 しかたがないので、部屋と同じフロアにあるグレ電から接続することに。ここからはもう何の問題もなく接続完了。部屋で打った今日の記録を送信。しかしまあなんでこういう日に限って仕事のメールが・・・。部屋に戻ってみてみると、なんと職員会議の記録まで送られているとは。おそるべし、桜丘。

 夕食後の点呼までの時間を使ってメールのチェックと返信作成。テレビを見ていたはずのK先生からは安らかな寝息が。うおお、俺も寝たい! 眠気をこらえてカタカタ。

2日目 ホテルにて

 サンルートホテルはそれほど新しくないこともあって室内に接続用のモジュラージャックはありません。もちろん室内の電話のジャックを外しちゃえばできそうなもんですが、モデムセイバも持ってないので自粛。
 
 グレ電はロビーに1台だけ。自主研修が終わって生徒が帰ってきたのを確認して、ロビーから接続。これも何の問題もなく接続完了。ところが電話の横に2400を置いて操作していると、受話器もフックにかけたままだし、ぱっとみにはとても電話を利用しているようには見えません。この時もお客さんの男性がおもむろに受話器に手を。「あっ、すみません。ちょっと使ってるんですけど。」「えっ、そうなの(不審な目)」 ちょっと気まずかったですね。駅とかデパートのようにコンピュータが載せられる台がついているのだと「使ってます」というアピールができるんですけどね。

 ここでなんと報告がホームページになっていることを知りました。もう少し早く、もし奈良の段階で知っていたらデジカメ買ったのに。(私はデジカメ持ってないのです。写真は現像してからフィルムスキャナで撮り込んでるので。)

ハ 2日目は午後が自主研修だったので、記録は午前中の奈良のみ。割と早く原稿も打ち終わって、個人的なメールを書いたりしているうちに夜は更けていきました。最後の送信が12時過ぎ。ほとんど明かりの落ちたロビーに出て行き、無言で公衆電話の前に佇む男。客観的に見ると恐いものが。

3日目 南禅寺・新幹線車内にて

 前日の夜中につないだので、午前中はつなぐつもりはなかったものの「モバイルしている写真を」「生徒がホームページを観ている写真があると・・・」というリクエストにお答えして、何と南禅寺境内のグレ電から接続。いったい何やっているんだか。ついでに新幹線車内で生徒に見せるために学校のホームページにつなぎキャッシュを取っておく。

 新幹線の車内では激しい睡魔が・・・。なんとか持ちこたえて最後の原稿を打とうと2400を取り出すと、見ていた生徒から何やら不満気な声。てっきりゲームでもやるのかと思ったらしい。君らとは違うのだ。大人は大変なのだよ。関心を持ってくれたので「チャンス」と思い、このホームページを見せる。「おおー」と歓声。すかさず写真を撮ってもらう。これっていわゆる「やらせ」? いや、でも率直な反応だしなあ。生徒はなぜこういうことができるのかが説明しても今一つ分かってない様子。やろうと思えば君らでもできちゃうんだけどねえ。

 そして全部原稿も打ち終わったのは東京駅も間近、バッテリーの残量も後8分というところ。原稿は帰宅してから送ることに。