メンバーが揃わなく、最終日の発表が聞けなくてとても残念でした。特に3年生は、わずか4人という厳しい状況での合宿でしたが、よく頑張ったと思います。さて、一応私は「コーチ」なので(謎)、ちょっと厳しいことを言わせてもらいます。
まず、毎年言っていることなのですが、チューニングをもっと完璧にしてください。「チューニングより演奏(ギターやベースの運指)」という風潮が、今年もありました。自分の出している音が合っていないのに、どうして自分の演奏が合っているか間違っているのかがわかるの? 自分は譜面(TAB譜。決して「音符」ではない!)などを見ているから合っているように思うのかもしれないけど、端から聞けば、単に「間違っている演奏」なのです。「下手」ではなく、「間違った」演奏となってしまうことに注意してください。私が高校2年の時、音楽の授業の課題でバンド演奏をした女の子のグループがありました。そのグループは、残念ながらギターのチューニングが狂っていたのです。演奏を止めるに止められず、最後まで演奏したのですが、終わった時、そのグループの人たちはみんな泣いていました。それくらい、チューニングミスはショックなミスなのです。
次に、ギターの人は「エフェクター」の使い方を完全にマスターしてください。みなさんがコピーするようなバンドのギターは、ほとんど全てエフェクターによって音色が作られています。かっこよく演奏したいならば、品田先生をつかまえて、わかるまでコーチしてもらってください。ただし、エフェクターは自分でいろいろと設定してみなければ、本当の理解は得られません。ある程度使えるようになったら、自分自身でいろいろと調整してみてください。そして、ギターの人は、「合宿のしおり」に掲載されている、品田先生の「軽音部お知らせダイジェスト版」を良く読み、そして理解してください。これくらいのことを知らないで、「私はギターをやっている」なんて言ってほしくないです。
最後に、バンドとして演奏するのだから、他の人の音を良く聞くようにしてください。でないと、「バンド演奏」ではなく、「自分勝手な演奏の集まり」になってしまいます。これくらい聞き苦しいものはないですから、注意してください。特にドラムのリズムは良く聞くこと。ドラムの人は他のパートに聞かれているので、バンドのリズムには全責任を負うこと。
わずかな時間で、私たちが出した課題を「完璧に」仕上げたことについて、非常に驚き、感激しています。桜花祭での演奏はありませんが、練習をさぼらないようにしてください。さて、1年生が気をつけることの第一点目は、「2、3年生へ」の欄を良く読んで、来年の合宿の後に同じことを指摘されないよう、肝に銘じることです。たぶん1年生にも理解できる内容だと思います。
次に、機材のセッティングをマスターしてください。特に桜花祭では、2、3年生が気持ちよく演奏できるように、自分たちがしっかりと機材をセッティングするんだ、ぐらいの気持ちでいてください。当然細かいことは品田先生に聞かないとわからないとは思いますが、心がけが大切なのです。桜花祭では十分に2、3年生をバックアップしてください。
そして、個人の練習を欠かさないでください。特にギターやベースなど、個人で楽器を購入した人は、絶対に教則本などを買って、練習を積んでください。教則本に載っている、いわゆる「基本」の部分は、なかなか合宿などの短期間では教えきれないものです。しかし、この「基本」がしっかりしていないと、今後「絶対に」苦労します。是非、教則本で練習をしてください。
最後にドラムの人へ。ドラムはセットに座らないと、なかなか練習できないものです。しかし、手や足を動かすだけの、イメージトレーニングならば何もなくても十分にできます。今後、ドラムのテキストを執筆する予定ですので、それができあがるまでは、合宿でやったことの復習(イメージトレーニング)をしていてください。
私は一年に一回の、「桜花祭」におけるみなさんの演奏を、いつも楽しみにしています。今年もよい演奏が聴けることを願っています。特に3年生。高校最後の演奏です。素晴らしい演奏を聴かせてください!