たけぞうの宝物

〜My Guitars〜

 14歳ではじめてギターを弾いて,早16年。もう人生の半分以上をギターと過ごしています。その割にいつまで経っても上手くならんのだけども...。

 現在ギターの数は14本。なんだか一説によると、ギターをしょっちゅう換えてるのは浮気性な証拠だというんですが、そうすると大変なことに・・・。どれも大事なギターなんですよ。

 最近はライヴも学園祭のときだけで,ほとんど外ではやらなくなっちゃたので,せっかく手に入れたギターも披露する場が少ないのが残念。別に見せるためにライブをやっている訳ではないんだけど。


#1 KRAMER JAPAN JK6000

 最も思い出深い一本。17歳の時にマクドナルドでバイトしたり,阿佐ヶ谷の七夕祭でラムネ売りのバイトしたりして買いました。これはもう単純にTHE ALFEEの高見沢さんと同じギターを弾きたいというそれだけの理由でほしかった。使い勝手がどうだとか,音がどうだとか関係なく手に入れたかったんですね。受注生産だったので3ヵ月位待たされて,しょっちゅう楽器屋に電話して納期確認してました。さすがにうるさいと思われたのか,取りに行くと言ってたのに宅配便で送ってきました。ちょうどその日にバンドの練習があって,いきなり持っていきました。あんなにうれしかったのってなかったなあ。

 こういう変形のギターは音がイマイチと言われますが,ネックが太くてボディーも重いのですごく良い音がします。練習もライブもこれ一本でやってましたから,木がすごくなじんできていて鳴りがいいんですね。フライングVは弾きにくいという人もいますけれど,慣れちゃうとなんてことなくて,座って弾く時なんかは逆に足ではさめるので弾きやすいような気がします。ただとにかく重いんだ,これが。

 高校時代のライブのほとんどはこれでやりました。今でも時々持つと,いろんなことを思い出します。THE ALFEEの曲ならまだしも,尾崎豊の曲までこれでやってたのだから,随分無茶なことしてたなあと思います。

 改造はほとんどしていません。当時やっていたLETICIAというバンドのロゴとNINE-HALFのロゴををリアのPU脇につけてあるのと,トーンが動かないようにテープで固定してあるだけ。あと,元々はドイツ製のフロイドローズがついていたのだけど,コマが割れてしまったので,これの前に使っていたギターについていた国産のフロイドローズライセンスのパーツをつけてあります。

 きっと最後はここに帰ってくるっていうギターです。すごく大事。

 ということで,すごく思い出深いギターで大事に保管してあります。弾かないときでも周期的に出してきて弦を張り替えたりメンテナンスをちゃんとやっています。(まあ他のギターもそうだけど。) で,このごろちょっとハード目な曲が気に入ってきていると言うこともあって年甲斐もなくまた弾いてみたいという気持ちが再燃。一度きれいにメンテナンスに出して,次のライブ辺りで使ってみたいなあなんて思っています。もう30だからねえ,そろそろこんなギター持てるのも限界だよね。

#2 FERNANDESS FR-65

 大学に入ってNINE-HALFを結成した時に買いました。

 大学のクラスは20名しかいない小さなクラスで,男は8人しかいませんでした。その中にバンドやりてえというのが3人もいたというのはとてもラッキーでした。ベースとボーカルが綾部,キーボードがカンちゃん,ドラムがいなかったので,僕の知り合いだった保立に入ってもらって活動をはじめました。その活動開始と大学入学記念となんだかんだと理由をつけて買っちゃったギターです。

 フライングVは形が形なだけにやれる音楽が限られてしまうので,どんな音楽をやるようになってもまず大丈夫というギターを探していました。シャキーン系の音にこだわっていた頃で,フロントのPU(FERNANDESSのオリジナル)がすごくきれいな音だったのが決め手でした。リアのPUはEMG-81に交換してます。これは歪み専門みたいなPUで,高校のときヘヴィメタ好きだった僕にはあってましたね。きっと結局両極端な音が使いたかったのですね。

 ストラップもライブ用に絶対外れないタイプのものに交換してあります。この頃,ギター回しというのが流行っていてやってみたかった。でも勇気がなくてできなかった。とほほ。

 これはすごく軽くて,NINE-HALFの長いLIVE向き(だって3時間とかやってるんだから)でした。ハードな曲からバラードまでこれ一本でOK。すごく重宝しました。ドラマーの保立はこれが一番好きだと言ってました。これとKORGのA3というラックエフェクターを組み合わせるとモロに初期のうちのバンドの音です。

 随分使い込んだのでフレットもだいぶ削れ,パーツもガタが来ていましたからライブでは使わなくなりました。現在は保立の所へ遊びに行っています。

 このギターは現在保立の家で遊ばれてますが,こいつもそろそろしっかりメンテナンスをかけてやりたいところ。フレットはかなり削れていて,ところどころビビリが出てくるようになっているし,手が当たる部分のパーツもいくつか錆が出ています。けっこういい音が出るようになったギターなんでこいつもいずれ復活させます。乞うご期待。

#3 Fender JAPAN ST-65AM

 ストラトはブリッジが手に当たると痛いので持ってなかったのですが,これは限定品でブリッジの手の当たる所が滑らかなアメリカンモデルタイプだったので,思わず買ってしまいました。実はベースの綾部が家で弾くギターが欲しくて(あれっ? あのギターどうしてるんだろう)これのサンバーストのを買ったんですね。それを弾かせてもらって,即買いに行ったというギターです。

 買ったついでにEMGのPUに全て交換しました。フェルナンデスのギターでEMGが気に入っていましたから,けっこういいPUがついてたにも関わらず全部交換。一番シャキーン系の音に走っていたときです。

 ライブではほとんどクリーンな音だけの曲で使っていました。バラードだとか,ちょっとポップス系の曲ばかり。トレモロアームも使わず,裏のバネも5本張ってトレモロユニットをフィッティングさせているのでサステインもあってきれいな音がします。

 体に収まりの良いギターなのでテレビギターと命名して,テレビを見ながら弾いたりするのに使ってます。家ではよく弾いていたので,これでけっこう曲も書いてます。テレビギターでもあり,曲作りギターでもあります。

 って言ってたんですが,先日知人に譲ってしまいました。知っている人だから不安はないかな。でも娘を嫁にやったような心境でしたよ。

 ううむ,譲った人と最近会ってないんだけど,どうなってんのかなあ。あんまり弾かないようなら返してねって約束なんだけどなあ。テレビギターにしていたくらいでけっこう馴染んでたので気になる。ああ,あんまり弾いて貰えないんだったら帰っておいで。(あんたのところにいたってあんまり弾いてくれないじゃんって言われそうだけど)。

#4 HAMER DIAVRO

 これは楽器屋で見かけて一目惚れしたという...。なんだかそんなのばっかりという気も。

 機能的にどうとかではなく,もうただただかっこいいなあと思って買ってしまったギターです。桜丘に来てから買ったギターで,当時お金がなく,ローンにしてしまったので「これが払い終わる前にクビになったら困るよなあ」と思ったのを覚えています。これを買ったあたりから歯止めが効かなくなってきて,いいギターに手を出すようになっちゃいました。

 とてもしっかりした作りで,「そうか,高いギターはこういう所が違うのだな」と感心しました。使っている木がきれいな木目で,写真ではよくわかりませんがとても見た目がいいんです。

 音は結構軽めで,#2のフェルナンデスの方が重い音がします。こっちの方がはるかに重量は重いというのに。不思議です。あんまり使わないからかな? 桜丘のライブで一回だけ使いました。その時はDATに落した打ち込みとシンセだけのライブだったのでこれでも大丈夫でしたが,バンドでこれを使うと音が軽い分,全体から音が浮いちゃってよくありません。だからたまに練習に持っていく位になってしまいました。もったいないな。

 フレットはけっこうゴツイのが打ってあってフィンがリングも楽だし,24Fまであるからほとんどの曲が弾けるし,なんで使わないのかなあと自分でも不思議に思えるちょっとかわいそうなギターです。やっぱり音かな。売るつもりはないけど。

 などと書いていたのですけど,最近ふと思い立って練習に持っていったらけっこう使えることに気がつきました。ラックのエフェクタと相性が悪かったのか,コンパクトのエフェクタにしたら音も問題なし。ほっといたのがよかったのだろうか? 早速これからの練習やライブで使えるように調整を始めます。新しいギターを買ったような気分だなあ。

 こいつのおかげですっかりコンパクトエフェクターばかり使うようになって,音自体もハードになる一方。ここらでまたラックも復活させないといけないし,再びお休みの時期に入るのだろうか・・・。

#5 Gibson Les Paul Classic

 やっぱりギター弾く人にとっては一度は自分のものにしたい一本なのでは? 僕達が中学生の頃は,本物のレスポールは楽器屋のガラスのケースにしかなくて,触ることもできませんでした。「大人になったら働いて買ってやる」と思っていました。

 ずうっと憧れのギターでしたが,円高の最中,「今が底値です」という楽器屋の常套句にあっさりだまされて(というよりわざとだまされて?)買ってしまいました。確かに安くはなってたけど,その後もたいして値段は変わっていないような気がするなあ。

 「これこそGibson」という太くて暖かい音がします。ハードロック好きだったNINE-HALFのBass担当綾部君が関心してました。本当に良い音がします。ただ,これにエフェクターやアンプをあわせてしまうと,他のギターがあわなくなっちゃうのが悩み。それ位,元の出音が違います。これだけって決めちゃえば楽。

 音は良いものの,とてつもなく重いのであまり練習には連れていきたくない。家で弾いてると幸せです。ライブでは1回だけ桜丘のライブで使いました。重くて疲れた。

 色は,中学生の頃はサンバーストが好みでした。大人になってからゴールドトップが好きになりました。ピックガードはなんだか存在が不自然なような気がして仕方ないので外してあります。B'zの松本さんも外しているので真似してるみたいです。松本さんに憧れるギター小僧のギターって感じがしますね。実際好きだからいいんだけど,同じのを使っているというのがちょっと恥ずかしいですね。

 最近(99年6月),これを部屋で弾くギターにしています。前はウルフガングをクローゼットから部屋に出しておいて弾いてましたが,やはり弾いてないと音がよくなっていかないので,一番時間のかかりそうなこのギターをしばらく集中的に弾いてみようと思ったのです。たった一月やそこらでもちょっとずつ「コシ」がでてきたような気も。(すぐその気になっちゃうからなあ・・・)

 あれから半年。部屋に出して弾き出したら本当に徐々に音が良くなってきましたよ。やってみるもんだな。でもね,重い。本当に重いんだわ,こいつ。ちょっと持って弾こうかなってよりは「よおし,弾くぞ」と決意しないと手が出せない。やれやれ。

#6 Spirit by Steinburger

 #5のレスポールを「音はいいんだけど重くてなあ」と思ってる時にフラッと楽器屋さんに入ったら何と入荷日だったというギター。「これも運命だ」と勝手に判断してその場で衝動買い。猛烈に仕事の忙しいときでもあったので,その反動だったのかもしれないのですが,なんともはや。結局,買うきっかけを探しているだけじゃないのかという気がする。

 こんな全然響きそうもない形なのに意外としっかりした音がします。とにかく練習のときに3Uの大きなラックを肩にかけて運ぶ僕には楽で助かります。が,メンバーには評判悪い。よほど楽しているように見えるのかなあ。あくまで練習用に買ったものなのでライブではまだ一回も使っていません。

 ちょっと学校に持っていって弾くとか,軽音の合宿に持っていって生徒に貸してあげるとか今はそんな使い方をしています。女の子には軽いし,小さいし(でもスケールはロングスケールだったと思う),いいですよね。はじめの一本としてはちょっと癖ありすぎだけど。でも,きっとどっかのバンドのギターが使いはじめたら女の子も買うようになりそうに思うな。

 ううむ,すっかり忘れられた存在のこいつ。すまん。ネックがどうやらちょいとハズレだったみたいで,ものすごく反りやすいんですよね。出して弾くたびに反りの調整しないと駄目なんですよ。弦だって太いのを張ってるわけでもなく,仕舞い方も気を付けているのになあ。という理由をあれこれ出して,いつのまにか縁遠くなってしまったギターです。これ持っていくとメンバーに「手を抜いてる」と思われるのでなかなか活躍のチャンスもないんだけど何とかしてやりたいなあ。

#7 MUSICMAN AXIS-EX

 洋楽には疎い私もエディー・ヴァンヘイレンは大好きです。来日講演もオペラグラス持って観に行きました。今年の秋は会議の日なので観に行けないのが残念。

 これは国産のエディーモデル。今では自分にとっての「適正価格」の基準が崩壊しているのでアメリカ製のモデルでも「うわ!高いなあ!」と思わなくなりましたが,当時はちょっと手を出す勇気がなかったので買わずにいました。それが国産で若干安くなると聞いて期待はしていました。

 エディーが持ってるのもかっこよかったんですが,ビデオでB'zの松本さんが弾いてるのを観て「これはいいんじゃないの」と思って本格的に探しはじめました。なかなか手に入りにくくて,楽器屋巡りをしてやっと見つけた一本。ネックの手触り,PU,ボディーの鳴り,いずれもなかなかに思えます。弾きやすいし,さすがだなあと感心しきりです。

 ええと,こいつは一時は完全にメインギターになっておりました。ウルフガングが出てくるまでは最良のギターって印象で使ってましたが,ウルフガングが来てからはサブのギターに。しばらく使ってませんでしたが,久々に出してみると音はとても素直だし,PUセレクタの位置も適切でなかなか使いやすいではないかと再認識。プロでもこっちを使ってる人,けっこうまだいますよね。これ,ほんと使いやすいものなあ。こいつも復活予定の一本。

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