こんにちは。
机の上に置いたCuriousGeorge人形にはげまされつつ日々を過ごしている「もう海外でも大丈夫,どっからでもつないでやるぜ,モバイラたけぞう」です。今日も天気は快晴。風は涼しく,どうやら猛暑も過ぎ去ったようです。なにしろ授業の作文のテーマが「猛暑(もちろん英語です)」になってた位なんで,本当に珍しい程の猛暑だったようです。LAに避難した人もいるとか。そういえば新潟が大雨に襲われたらしいですね。メールを見ていたら新潟の人のに書いてありました。止めてあった車に浸水しちゃうような大雨だったそうですね。どこも異常気象,困りものです。
さて,今日は金曜日。授業授業の長い五日間も終わりです。やっと金曜日,という生徒の気持ちがこちらにも伝わってくると共に,正直僕たちも「やっと金曜日」という思いです。授業中も休めるわけでもなく,特に今年は僕が授業に出させてもらっている分,小野先生の負担がかなり重いのでずうっと何かやっている状態です。僕の方も授業がやっと本格的に始まり(その途端帰っちゃうわけですけど)宿題は出ないものの授業の復習をやる時間もままならず,日々追われています。やはり授業を受けつつ引率というのは厳しいなあと改めて思っています。
でもねえ,本当にいい経験しましたよ。数年ぶりの学生気分。授業の緊張感とかクラスメートとの交流とかね,何にもまして新しい知識を得る喜びと面白さを再発見しましたね。勉強したいなあという気持ちになります。日本に帰ってこの気持ちをキープできるかで僕自身試されるのだろうなと思います。英語も勉強しようっと。
(新しい知識を得る喜びは本当にね,快感ですよ。脳みそに知識が染みていく感じがします。あまりよいたとえではないけども。自分で本を読んだりして勉強するというのもそれなりに面白いものです。でも,それを誰か詳しい人から学ぶというのはもっと面白いものですよね。)
と,生徒のような事を書いている僕でした。
さて,昨夜のサンセットツアーの報告です。
参加者は多かったです。バスはほぼ満員。前の方にステップ7(僕のクラスメイト達)が多く,その後ろに桜丘,そのまた後ろに他の日本人という感じでしょうか。ステップ8とかになると前からいる人が多いようで,こういう観光ツアーではあまりみかけません。やはり僕たち位のこの2,3週間にやってきました組が多いですね。
走行中のガイドはなんとドライバーです。思いっ切り片手運転で「そおれい!」とハンドルを切りながら,もう片手でマイク握り締めて説明してくれます。そんなにたくさんしゃべらんでいいからちゃんと運転してくれよと思わずにはいられませんでした。
ベイブリッジやツインピークス,ユニオンスクエア,チャイナタウン,フィッシャーマンズワーフ,ゴールデンゲートブリッジなど先日のSF市内観光では回れなかった所もしっかり見ることができました。フィッシャーマンズワーフに着いた頃には暗くなってきて,メリーゴーランドが回る様子は幻想的できれいでした。
(メリーゴーランドはきれいだったので写真に撮ってきました。コンパクトカメラで三脚なしの長時間露光だったのでかなりぶれてます。でもそれが結構味になってるかもと自画自賛でデスクトップピクチュアにしてみました。)
(結局,ユニオンスクエアを歩くことも,ケーブルカーに乗ることもなく帰ってきました。まあそんなもんですね,きっと。)
ゴールデンゲートブリッジの展望台ではブリッジやSF市内の夜景をバックに記念写真を撮り合いました。クラスメートやこのツアーで知り合った人,いろんな人と生徒も撮っていました。だんだんみんなコミュニケーションが自然になってきましたね。すぐ友達になれるようになってきたと思います。時には「友達?」「ううん,よくわかんないけど一緒に撮ろうっていうから」という会話もありましたけどね。
とにかく生徒がとても「外向き」になってきたように思います。ガールスカウトのデイキャンプ,毎日の授業,放課後のアクティヴィティなどを通して,どうしても桜丘に固まりがち,内向きになりがちだったのが,次第に外向きに変わってきたようです。カフェテリアで食事が終わった後,ベンチや芝生の上で国籍も容姿も異なる友達と自然に過ごしている生徒の様子はとても自然です。僕もリビアから来たおじさんやフランスから来た男の子,ドイツから来た女の子,ブラジル人の青年なんかと友達になりました。もちろん日本人の友達も増えました。毎日の授業に2時間しか,それも出たり出なかったりという劣等生を受け入れてくれました。ありがたいことです。
(メールアドレスを交換した人からはメールも来ました。)
生徒は僕が帰国した後も友達を増やしていくことでしょう。楽しみですね。
ちょっと残念な話も。生活にもだいぶ慣れてきて,またわがままをいい始めたのがけっこういます。僕たちに対して,そしてホストファミリーに対しても。僕たちにはまだ日本語なのである程度ちゃんと伝わるし,こちらもそれに対して話のしようもあるのですが,ホストファミリーはほとんど日本語なんてわかりませんからどうしても行き違いがあります。
例えば週末に友達を家に呼んで泊まらせたいと思う生徒がいます。彼女はホストマザーに「友達を家に呼びたい」と伝えます。でもその子が泊まると彼女は思い,ホストマザーはその子は遊びにだけ来て夜には帰るだろうと思っている。こんなようなことが起こり始めているようです。そんな場合は僕たちにもちゃんと連絡するようになっているはずなのですが,それもちょっとルーズになってきています。今日は全員に会える最後のチャンス,注意を促したいと思います。
また,桜丘の生徒に限りませんが,とにかく日本人は人の話を聞きません。どうしてだろか? 僕には理解できない。授業中におしゃべりをそれも日本語でやっている者もいるようで腹を立てている先生もいらっしゃるようです。また,昨日のツアーでもドライバーの説明を一生懸命聞いては景色を眺めているのは日本人以外。もちろん彼らも景色を見ての感想を語ってはいるけれど周りの迷惑にならないようにささやく程度です。一方我々の方はというと,まるでラジオがかかっているかのごとくおしゃべり炸裂です。別に風景とも関係のない学校の話や友達の話をドライバーの説明も聞こえなくなるような大声で話しては笑ったりしています。そんな話してんだったら来なくてもいいじゃんと思うのですが,それでもバスを降りればしっかり写真を撮っている。謎だ。なんでこうなっちゃうのか,そしてなぜ注意しても「えっ,どうして」って顔をされちゃうのか,そしてそしてすぐに元どおりになっちゃうのだろうか?
これはちょうど授業で解答にたどり着くまでのプロセスを説明している間はおしゃべり,答にたどり着くと「答は何?何?」と騒いでいるのと似ています。観光だって名所だけがいいんじゃなくて,ふと目にとまるものが面白いのに。勉強だって解答にたどり着くまでのプロセスが大事なのに。昨夜は景色もすばらしかったし,生徒が楽しく友達と写真を撮ったりしているのは楽しかったけれど,車内の様子はちょっと日本人として恥ずかしかったし悲しかったですよ。なんでこうなっちゃうんでしょうね? これってやっぱり学校の責任でしょうか,教育の責任? こういうのってもう家庭の躾の問題じゃないかと思うんですが。まあだから今のを放っておくというわけにもいかないんですよね。ふう。
(情報化と言いながら,情報が世に溢れすぎているためか,情報に対して飽食の状態にあるように思えます。人の話というのも一つの情報で,かなり価値があると思います。でも最近ではそれはラジオやテレビから流れている音楽程度の価値しか持っていないようです。誰かが一生懸命話していても,まるでそれをBGM程度にしか考えていないような場面にしょっちゅうでくわします。教員という立場の人間には怖いことですね。)
それではまだ週末のアクティビティやBBQパーティーもありますが,SFで送れる最後の日記ですので,まとめを。
このドミニカンカレッジでの語学研修は確かにやる価値があります。日本人が多すぎるとか授業がつまらんという声も生徒から聞くこともあります。でも日本人を多くしているのは我々桜丘が多いからであって,それは文句を言っても意味ないことでしょう。逆にこれより大きい規模のところに行ったら僕達の目も届かなくなりそうだし,はたして今のような小人数での授業が受けられるのかもわかりませんよね。それにやはり変な人間もいます。なんだか毎晩部屋で騒いでて,授業もさぼったり遅刻したり,一応長くいるからまあしゃべれるけど,向上心を感じさせないような人物です。本人をよく知っているわけでもないけれど日本でやっていけなくてこっちに来ちゃったのかなと思わせるようなところがあります。全体の人数が増えればそういう人物も多いでしょう。そういう人物の影響も気になります。今の規模ならどんな人がいるのかもほぼ把握できて安心です。もちろん生徒達にいい影響を与えてくれる人物もたくさんいます。ほとんどの人がそうでしょう。国籍も本国での生活環境も何もかも違う人達と出会うことで生徒はすごく得るものは多いですね。ここに前からいる人でも,大学に行ってビジネスを勉強する為にここで大学入学の資格を得るためにがんばっているという日本人もいました。生徒もそういういわば先輩を頼りにして質問に行ったりしていましたし,いい刺激になっていると思います。夏休みをのんべんだらりと過ごしているよりは比べ物にならない体験ができます。
パシフィックリーチのシェリー,ビヨナさんもとても気を遣ってくれています。彼らがいてこそ生徒は学校生活を送れていると言っても過言ではないでしょう。環境としてもスーパーマーケットまで歩いて20分という所ですが,それだけ町中からは離れた静かな所ですし,ある程度は安心して過ごせます。天候も涼しくて快適です。食事も(僕は)満足です。(しつこい!)アメリカは広いし,他の場所や学校がどんなかも知らないでいい悪いを話すのもおかしいんですけれど,ここでやっててよかったなと正直に思います。
来年また来たいかって? そりゃもちろんYESです。できれば一人の学生になって来たいもんですけどね。
それでは今度は(たぶん)日本から週末のBBQパーティーの様子などお伝えできるんじゃないかと思います。明日には三浦先生,橋本先生も到着されます。楽しみ。ではでは。
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