たけぞうSF日記 〜授業開始〜

7月27日 クラス分けテスト

 こんにちは。

 ふう。緊張した一日でしたよ。

 今日はクラス分けテストがありました。書類を記入して持っていくと,何人かずつ分けられてまずは筆記の試験を受けます。30分がグラマーで,15分がエッセイみたいなものを書く試験です。グラマーはいわゆる空欄補充で,3択で解答を選ぶというやつです。大学時代,研究室の教授に「品田君は英語がねえ・・・」とため息まじりにぼやかれた僕ですから文法的に合っているというよりは,確かこんなフレーズを聞いたことがあるぞというのが答の基準でした。もっとちゃんと学校の勉強をしておくのだったとありきたりな,しかし切実な思いがありました。エッセイの方は4つ位テーマがあって(ART・FOOD・DREAMS・SPORTSだったかな?)そこから一つ選んで100wordsの文章を作りなさいというものでした。なに?もちろんFOODだろって,失礼な,もちろんDREAMSで書きましたよ。ここまでで45分です。一応時間をわけているくせに「はいここで終わり,次をはじめて」という指示はありません。自分で加減しちゃっていいみたいです。僕はよくわからなかったんで,自分で30分過ぎたところで切り替えちゃいましたけど,時計を見てないと作文の時間がなくなっちゃった人もいたはずです。

(必死でした。久々に英語のテストなんて受けて,それも結果がすぐわかっちゃいますからね。生徒と同じならまだしも,生徒より下のクラスというのは避けたかったんでがんばりましたよ。見直しとかもちゃんとやってね。せめて来る前に大学受験の問題集一冊やっときゃよかったなと思います。)

 次にインタビュー用の用紙を記入します。どこで生まれたかとか,どの位英語を勉強したかとか,このコースが終わった後どうすんだとか,質問が並んでいてそれを全て埋めていきます。でき上がると監督の先生が「コーヒー飲みにあっちへ行って,そんでインタビューを受けなさい」(たぶんそんな風に言っていたと思う)と言うので「はいはい」とインタビューに向かいます。ドミトリーのラウンジみたいな所で,本当にコーヒーやらクッキーが置いてあって,あちこちのソファーやベンチでインタビューが行われていました。僕の場合は「あなたの人生を語りなさい」と「私の人生を語るので,それを覚えて今度はあなたが語りなさい」というものでした。

 昼食をはさんでクラス分けが発表されて,そのクラスのプラカードを持った先生の元へ集合してオリエンテーションの会場に連れていかれます。オリエンテーションでは教務担当の先生,オリエンテーションの担当,ドミトリの舎監(?)の人などが紹介されました。

(ここで「ドミトリの舎監」と言っているのが,後々交遊を持ったフレッド。とても知的で神経の細やかないい人でしたよ。日本語も達者だったし,5か国語話せるそうです。すごいよなあ。)

 その後,それぞれクラスごとに先生に連れられて校内を案内してもらいました。図書館で書物の検索方法を教えてもらったり(そんなことが必要な授業なんだろうか!),コンピュータラボの場所を教えてもらったりしました。ちらっと見ただけですけど,ちゃんとMacとWinと両方ありました。

(後日,少しだけMacの方をいじらせてもらいました。英語システムのせいかとても動きが軽快でうらやましかったです。ここでもWin使っている人の方が多かったですね。)

 最後にドミトリの中にあるコンピュータルームに行きました。後で気がついたのでしたが,てっきり見学だと思っていたら授業なのでした。「ええとね,みんなにアドレスを作ってもらうから。さあ早く座って座って」という調子で座らされてMSNのホットメイルのアドレスを作りました。すると「そうかそうかできたじゃないか。さあ何か打ってみろ」という感じでほっとかれます。それで試しに打ったのを送ってみたんですが届いたのかな。時間があったので渋谷先生個人にもう一つ打ってみました。みんな黙々とやっていると「そうそう,もう授業は5分前に終わっているから勝手に帰っていいし,5時までここは使えるからいてもいいよ」と先生が話しておしまいでした。なんだかあっけにとられているうちに終わった授業でした。

(ここで作ったホットメイルのアドレスは現在ほっときっぱなし。返事をもらっているんじゃないかと思うのですが・・・ごめんなさい。)

 発表の時点では同じクラスに10人以上いるはずなのが,なぜか今日は5人。ここらへんすごく謎なのですけどね。聞けばよかったな。今日の5人の内訳はドイツ人3人,日本人2人でした。すごおくみんなまじめで無駄話とかしないし,他のクラスはけっこうわいわいやってるのに対して,修行のようでありました。ブックストアでも誰も買い物しなかったし,もう一人の日本人の女性とも「日本語で」話をしたのは授業の後,それまでは日本人だなとお互いわかっているのに日本語はなしちゃあねえと思ってカタコト英語でした。さて,それでは図書館を覗いてきます。

(毎週のように入学してくる生徒がいて,また毎週のように帰国しちゃう生徒もいて,さらにクラスが上がったり下がったりする生徒もいるので先生の方も把握できていないようでした。しょっちゅう「誰々はどうした」「帰国しました」なんてやりとりがありましたから。ちなみの私についても,帰国後クラスメイトだった女の子からもらったメールによると「たけしはどうした?」「日本に帰りました」という会話があったようです。)

 ではまた。


7月28日 全日授業開始

 こんばんは。

 今日は夜まで時間がなくて12時前の登場です。

 いつも研修の話ばかりなので,先にインターネット接続の話を。

(忘れかけていましたが,本来これは光通信関係のメーリングリストに流すつもりだったもので,こちらでのネット利用とかをレポートするつもりでした。なんだかただの「漫遊記」になっちゃってますね。)

 まず図書館ですが,全てデスクトップで,一つ空けてもらってLANに入らせてもらってというのが簡単にできる状況ではないことがわかりました。わかっても,じゃあどうすんだってことなんですが。メールについてはホットメイル使えばいいじゃない,という対応です。そもそも英語を勉強するところだから,どうして日本語のメールが必要なの?と疑問に思われても仕方がない。次に,じゃあモジュラージャックをということになりますが,公衆電話はいくらあっても使えないし,(音響カプラーでしたっけ? 使えるのは。)意外と単純なモジュラージャックというのはありません。それに市内通話とはいえお金がかかるわけですし,仕事にも使われているので「ちょっと使っちゃおう」というわけにはいきません。お昼休みの30分だけドミトリのコンピュータルームに詳しい先生がいるらしいのですが,お昼休みはカフェテリアで生徒のお相手なのでとてもじゃないけど行けません。(今日は授業初日ということもあって,僕はともかく小野先生は食事も満足にできずという状態でした。)これでは埒があかないのでシェリーさんに相談して,家のモジュラージャックを貸してもらう話はしているのですが,放課後は放課後でバスでちゃんと帰宅できない生徒を拾いに行ってもらったり,メガネを壊した生徒をお店に連れて行ってもらったりと会うこともままなりません。ううむ,にっちもさっちもいかないぞと思いつつ,こうして日記を打っています。森先生に頼まれた原稿もあるんですけどねえ,待っているんだろうなあ。

(携帯電話から,という手もありましたね。でもこれにしたって新しくカード買わなくちゃいけないし,スピードも遅いから使いものにはならなかったでしょう。)

 このメーリングリストの本題の方ですが,これもある程度原稿を作っています。もうちょっと形になったらメールにして見ていただきたいと思います。いずれにしてもつながないことにはどういう話が進んでいるかも分からないので。

(焦ってきているのがわかりますね。)

 今日は全日授業開始でした。あちらこちらに校舎が散らばっているので,朝は探すだけでも大変です。地図を配られてはいるのですが,場所が略号で書いてあったりしてはじめての人には解読だけでも至難の技です。例えば,僕が昨日受けた授業は「P2」でやると書いてありました。初日は先生が連れ歩いてくれたのでわざわざP2に行かなくてもよかったのですが,日記にも書いたようにいつのまにか授業はコンピュータルームで終わってしまったので,おかしいなと思って「このP2という建物はどこですか?」と聞いたら,「ここだよ」と言われてしまいました。これは「Pennafort Hall」(自分のいるドミトリの建物だったりするんだ,これが!)の2つめの教室だよということなのです。まあきっとこういうのをわからなくて人に聞いたりするのも勉強だよという配慮なのでしょうが,アヒルの子供のように人の後を付いていけば何とかなると思っている(何とかなっちゃっているのがそもそも間違っているとは思うけれど)生徒にはちょっと厳しいかもしれません。

(おかげで初日は迷子,遅刻が続出! しばらくは「何々ってどこのこと?」という会話が続きました。)

 僕はとりあえずcoreと書いてある2時間目とReading/Writtingと書いてある3時間目を受けました。午後の5,6時間目がelectiveという選択授業になっていて,これが面白そうなのですが,1時間目の授業で説明があったのにでられなかったこと,そもそも今日は授業を選ぶ日で授業がなかったこと,明日からキャンプで休んでしまうことなどが重なっているのでちょっと出られるかどうか微妙です。そもそも生徒の面倒を見に来たわけで,自分が勉強するのはおまけですから本末転倒しちゃいけないんですけどね。

 授業は前からいるメンバーに新しい僕たちが加わってということで全員で12人位いました。日本人は4人。その他はフランス人,ドイツ人,イスラエル人,台湾人などのようです。高校生,大学生辺りが中心でしょうが,けっこうな年のおじさんもいて面白そうです。2,3時間目担当の先生が今日と明日はお休みということで今日は代講の先生でした。2時間目は文法でした。reviewだよといって現在形,過去形,現在完了などをやりました。こういうキーワードが出てきたら何形だよなんていうのをひととおりやって,さあ例文を言いなさい,という進行です。最後に練習問題をやって終わりです。説明の例文は簡単なのに練習問題になると難しくてけっこう苦労しました。

(日本人は4人とは言っても,実質出ているのは2人。一人はほとんど姿を見せず,またもう一人はMr.ELEVENと呼ばれていて,11時を過ぎないと起きてこないのでした。)

 3時間目はペアになってお互いにインタビューをして,それを文章にまとめなさいというものでした。僕とペアになったのはイスラエルから来た18歳の男の子でした。メモなんてちゃんと文章で書けるし(僕は単語を並べるので精一杯),次から次へと質問も出てきて立派でした。僕は質問もありきたりで何だか申し訳なかったですね。最初,趣味は射撃だとかいうんで驚いてたら,いやいやもちろんエアライフルだよなんて言われたり,兵役が3年間あるんだなんて話を聞いたりして,本当に異文化を感じました。

 生徒は早速宿題も出たようで,明日明後日とキャンプでお休みですが,ちゃんと宿題を片づけていました。いい心がけです。僕も宿題をやらないと。

 夜はさっきまでアクティビティに参加して,車で15分ほどのショッピングモールと映画館(が一つになっているところ)に行ってきました。朝晩けっこう冷えるので僕は長袖のシャツを買いました。映画はエックスファイルを観てきました。日本では御正月公開だったはずなので早く観られて得した気分です。でも英語なんでよくわからないところもあって,本当に自分の解釈で正しいのか確認するためにも字幕版も観に行くでしょう,きっと。点呼のときに小野先生と生徒と筋の確認をしちゃいましたよ。情けないね。

 ドミトリの生徒はいろいろ働いてくれるし,とてもいい子たちです。ホームステイより気楽な部分もあるかもしれないけれど,ちょっと楽しみが少ないかなということもあって今夜はアクティヴィティに参加しました。

(アクティヴィティはほぼ毎日なにかしら企画されています。アイスクリームソサエティとかピザパーティーのようなものからバレーボール大会,週末のダンスパーティーなどなど様々です。ドミトリの生徒はその中からお金もそれほどかからなくて終了時間も遅くないものをいくつか参加許可しました。バレーボール大会なんかは近所にホームステイしている生徒も何人か参加しました。)

 さてさて明日はガールスカウトのキャンプです。何が起こるやら。すでに体調を崩してかなり弱っている生徒もいるのが心配です。早く持ち直してほしいです。せっかくの研修なんだから。

 と,明日も明後日も慌ただしく過ぎそうです。本当にメール送れるんでしょうか? せっかく買ったモデムカードが無駄にならなきゃいいんだけど。ではまた。

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