穴蔵便り

1月31日(日)

 明後日から10日間で5日間入試・1日入学説明会という休むに休めない状況なのに喉が痛い。鼻もだいぶ怪しくなってきた。我が家は鬼嫁様がかなりやられていて,私もしっかりどこかからかもらってきたらしく,夫婦揃って風邪です。智さんは滅法元気ですが。。。

 その智さんと土曜日に幼稚園の入園説明会なるものに行ってきました。金曜日に実家近くの学校で会合があったので,鬼嫁様と智さんを車に乗せて実家へ行き,二人を残して私は会合へ。そのままその日は実家に私も泊まって翌日に幼稚園へ。

 今ひとつというか,ほとんど全く訳のわからん智さんは何だか遊びに行くのかなあ位の気持ちであったのでしょう。受付するあたりまでは良かった。しかし,親が説明を聞いている間の1時間だけ体験保育(って言うのかな?)を受ける智さんは受付で我々と引き離されるとわかった途端に大泣き。日頃鍛えた脚力をこんなところで披露して幼稚園の先生に抱かれながらビヨンビヨンと暴れまくっておりました。ま,それでも預けてきてしまうわけだけど。

 他にも泣いていた子供もいたらしいけれど,いやはや何ともヘタレであることよ。なんて実は言ってはいけないのである。私は自分では記憶がうっすらとしかないものの,幼稚園の入園試験で大泣きして大変だったらしい。智さんは少なくとも入園試験では立派に試験を受けられたのだ。しかしながら私はそれ以前の試験の段階で親と離れたことで大泣きしたらしい。「ああもうこれでダメだわと思った」と親が言ってたから余程ひどく泣いたのだろう。だから智さんを情けないなんて言う資格はないのである。実際のところ「ああやっぱり」というのが正直な気持ち。そりゃ,俺の子供だもんなあ,泣くよなあ,と納得してたりなんかする。

 なんで泣いたのに幼稚園入れたのか昔きいてみたら,あまりに泣くので幼稚園の先生が親に引き合わせたところ,急に饒舌になり,試験中のことをベラベラとしゃべりまくったのを見て「これだけ覚えられて話ができるなら」ということで入れてもらえたらしい。智さんも先生曰く「泣いてたんですけど,とってもたくさんおしゃべりしてくれて」とのことなので,こんな所も似ていたようでなんだかねえ。

 ま,こういうことも「親子の絆」とでも解釈すれば楽しいことなのではある。そんなところでつながってどうするって気もするが。

 でだ。智さんも面白かったんだけど,幼稚園もある意味非常に興味深かった。世界が違うという感じ。父親は働くもの,母親は家にいるものという前提で話が進んでいく。環境調査書みたいなものでも母親は勤務先でなくて「習い事先」とかってなっていて笑えた。笑えないのは緊急時の連絡の流れで,「お母さんに連絡がつかなければおじいちゃんかおばあちゃんへ。おじいちゃんやおばあちゃんの家が遠かったりすれば,誰かご近所の方へ。それもできない場合は申し訳ありませんがお父さんの勤務先に連絡させていただきます」とか言ってた。今時すごいな,そりゃ。子供に何かあって父親への連絡が最終手段って何だ??? 両親いるなら両親に連絡すりゃいいだろと思うのだけど,まだ一般の会社って幼稚園や学校から子供のことで電話かかってきたりなんかしちゃまずいのだろうか? いやはや参ったね。

 入園後のスケジュールを見たら,5月の連休明けまでは午前保育だったりなんかして有給が一ヶ月でなくなっちゃいそうだし,どうもうちは幼稚園向きではない(今頃何を言ってんだと突っ込まないでね)ので,4月からお世話になるかどうかわからないけれど,少なくとも何かあったらちゃんと私にも連絡してねと書き添えることにしようと思った次第です。

1月21日(金)未明

 ちょっと他所にも書いたんだけど,冬というのは私学教員にとっては入試の季節なのである。公立教員だって入試だよって,そりゃまあそうだけど,春から入試問題の作問に取り組み,真夏のぢりぢり陽の刺す(あえてこの字を使う)なかを馬鹿みたいにスーツ着て合同説明会に参加したり,中学や塾を訪問したりする。秋には毎週のように説明会を企画運営し,ようやく「収穫のとき」とも言える冬を迎えるのだから,入試にかける思いは特別なものがあると言ったっていいと思う。いや言わせてくれ。

 で,これがまた収穫に結びつけばいいのだけど,実際にはうちのような弱小私学だと空振りに終わったりするから堪らない。中学と高校で募集規模は4倍弱しか違わないっていうのに,出願はじまったら集まる人数が何と2桁も違う。同じようにどちらも募集活動にそれなりに励んだはずの結果がこれである。こうなってしまうと,まあ集まりそうな高校はまあ良かったよねと言いつつも,状況が厳しい中学が気になってしまって,何だかトータルでは「負け」ってな感じになる。

 まあ「ほお,桁が違うっていうのはこういう時に使うんだよなあ」なんて笑っていられる(本当は笑いごとではないけども)からまだいいのかもしれない。。。

 全然話題は変わって。

 鬼嫁日記とか智さん成長記なんかを見ていただいている人が多いと思うのだけど,ご覧いただいてわかる通りに,智さんはなかなかのアホっぷりを見せている。もう毎日話題に事欠かない面白さなので夫婦共々楽しんでいる(?)のだけど,同性の親としては少々複雑な心境でもある。

 男は基本的にアホ,これは男女異論がないところなんじゃないか?

 程度の差があって愛されるか愛想尽かされるか微妙なところではあるものの,基本的に男の中に女性(や,場合によっては同性)にアホかと思われる要素が潜在している。で,子供の頃というのは純粋だし迷いがないので,その要素が顕在化して皆様の失笑をかうことになる。

 智さんが漁師長野や体操池谷になりきるのも,積み木やブロックを駆使してサスケのコースを造って人形を参加させて遊ぶのも,男(少なくとも私)にとっては「いつか来た道」なのである。誰だって仮面ライダーやウルトラマンになりたい,いや,なるし,なってると思っていた時期はあるはずだ。ないなんて言う奴は問いつめてやりたいほどだ。

 大人になってみると,ああやってなりきっているのを見ていると「アホか」と思うが,同時に過去の自分を見ているようで恥ずかしいような切ない気持ちにもなるのが正直なところである。昔,自分が書いた作文を今になって誰かに朗読される感じ? はたまた高校時代に作詞作曲した歌を唄われる気分? 初恋の人への思いを切々と綴った日記を読まれる気分? そんな高尚?なものではないんだけど,ベクトルとしては近いように思う。

 こんな気持ちって女性はどうなのかね? 僕はなんだか同性だからこんなふうに感じるのかなあなんて思う。女性は女性で女の子の言動を見聞きして,こんな気持ちになるんだろうか???

 ああそう,改めて言っておくけどさ,智さんが今やってることのほぼ延長上のことを実際には小学生低学年くらいまでやってたと思うし,頭の中で「なりきる」ことなんて高校生のときだってやってた。ちっちゃいステージでギター弾いてても,自分がその瞬間は憧れのギタリストだったりしたからなあ。もっと正直に言えば,今もまあそんなもんかなあ。

1月17日(月)

 鬼嫁様のサイトが引っ越しました。皆様,ブックマークの変更をよろしく。

 さて,新年を迎え(って,もう半月たってるが),昨日今日と新年会続きです。昨日は塾団体の合同新年会,そして今日は支部の父母の会の新年会。両方とも立食であった為,足腰がかなり辛いです。ええ,何しろ体重が体重なだけに。

 塾団体の新年会とは言いつつも,実際には学校関係者の方が多いんじゃねえのかという会で,やってくるメンバーもいつも見かける方ばかりで,どちらかと言えば学校合同新年会か?とさえ思えてきたりも。

 で,こういう会につきものなのが「アトラクション」というもの。

 昨日は何と若い兄ちゃん達が太鼓を叩きまくるという智さんだったら大喜びだろうが,「どうですか個別相談者数は? 増えてます?」「いやいや埼玉は伸びないっすねえ」なんていう話をひそひそしている我々にとってはかなり厳しいものでした。話している内容があまり景気の良い話題でなかったりするだけに何とも太鼓の音が腹に響いてくるのでした。

 今日はそんなアトラクションもなく,いわゆるご歓談中心でしたが,それでもビンゴ大会がありました。

 どうやら私はこの手のものには妙な引きの強さがあるらしいのです。こんなところで運を使っているから他でツキがないのかねえと思うなあ。昨夜は抽選で3等をあてて大きな写真立てをもらってきました。箱だけみたら「まな板でも入ってんのか?」という大きさ。もらったはいいがどうする???という代物。

 そして今夜もビンゴ。アイピローとかになるホットパックみたいなもの。こうしてみるとスゴいもんを当ててくるわけではないんだけど,まあ9割方はずれなしで何かしらもらってきてます。そういえば去年の塾団体の新年会では鍋もらったな。

 ・・・でも宝くじとか肝心なものは当たらないのな・・・。

1月5日(水)

 皆様,今更ながらあけましておめでとうございます。もはや月一位のペースでご覧いただければいいような状態のこのサイトですが,まだ何とか続いております。今年も非常にゆるーい感じで更新していくことでしょう。

 いやまあどの位更新してなかったかってさあ,トップページの画像を変更しようと思ったらやり方が一瞬思い出せないくらい更新してなかった。。。しかもアプリケーションが最初は立ち上がらなかった。。。画像は無事更新できたので見てやってください。鬼嫁日記にも書かれていたデカブレイクのスーツを着装した智さんになっております。

 鬼嫁日記にもあるようにですね,我が家は年末からつい先ほどまで外出しておりましたよ。世の中不景気とか言いつつ年末年始は海外で,なんて方もいらっしゃることとは思いますが,我が家は当然国内,しかも実家滞在で食費まで浮かせようという魂胆。それでも日頃つまらない思いをさせている智さん孝行してやろうということで,年末は東京ドームホテルに滞在(つっても1泊だけど)して寒風吹きすさぶ中でデカレンジャーショーを堪能したり,大きいお友達に(たぶん)間違われながら仮面ライダーショーを必死に撮影したりしていたのでした。こういうところではある程度の出費は覚悟しなくてはならんのだけども,智さんに2日がかりで粘られて購入したデカブレイクのスーツはちょっと予想外の出費ではありました。もうさ,展示場のレイアウトが出口に行くには必ず売店を通過しなくてはいけないようになっているから仕方ないんだけどさ,あれだけ商品がドバーっとあると「何か買って当然」という気持ちになってくるから不思議。そしてテロテロの素材で出来た「スーツ」がけっこうなお値段でも「ま,いいんじゃないか」と思えてしまうのがまた不思議。でも智さんはやたら喜んでくれて,そのまま会場内で着替えて(アホだ),ずっっとそれで過ごしていたほど(寝る時まで・・・)なので安い買い物だったのかもしれないな。

 で,それから後は阿佐ヶ谷を拠点に新横浜にちらっと遊びに行くくらいでぐうたらと過ごしておりました。新横浜へも義妹が留守番をしていて寂しかろうよということで出かけたのだが,智さんが大活躍だったので,ほとんど静かなお正月を邪魔しに行ったようなもので,なんだかかえって申し訳ないという気が。

 私としては,この正月の大きなイベントは大学のクラスメイトと集まったこと。年末に連絡のメールをもらったのにたまたま外出中にメールを拾えないことが重なってしまい,前日にようやくメールを見て慌てて男性連中に連絡を取ったような状態であったにも関わらず,全体で10名をこえる参加者で嬉しい限り。幹事様,ありがとうございました。

 みなさんお変わりなく何よりです。私だけ非常に変わったというのが皆様の共通のご感想でしたね。ええ,ええ,誰よりも本人が一番わかっております。智さん二人分位太りましたからね。髪が短くなったとかヒゲがあるとか,そんなもんよりはるかにインパクトがある太り方してますから。次にお会いする時には,また別の意味で変わったねと言われるようにしたいもんです。

 何と言うか,そりゃ年も取ってそれなりに変化はあっても,みんなで話をしているのを聞いていると,話し方とかタイミングとか役割とか,そんなのが全然変わっていないもんで,おかしくて仕方ありませんでした。話題が変わっても話の展開が変わらないなあ,なんて。話題と言えば,男連中3人が集まって出て来た話題が「健康診断,病気,年金」と,かなり情けない状況。年寄りになると病気の話ばかりしているなんて聞いたことはあったけれど,自然にそういう話をしているのがおかしいやら悲しいやらどうしたものか。痛風とかγGTPとか,そんな話ばかりでいいのか???

 話題はそんなんでも,久しぶりに楽しい仲間と集まって飲んで騒いで,私としてはとてもとてもリフレッシュできました。このところ思い返せば飲みに行くと言っても常に仕事関係でばかりだったので,こんな機会があって本当に良かった。明日からまた仕事はじまっちゃいますが,これでまたがんばれそうだなあ。

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